サンクスギビングデー(感謝祭・Thanksgiving Day)とは??
アメリカ合衆国とコロンビア特別区(the District of Columbia) パナマ運河地帯(the Canal Zone)、グアム、プエルトリコ、ヴァージン諸島と カナダの公式な休日(祝日)です。Thanksgivingと略称された 七面鳥の日(Turkey Day)と呼ばれます。 アメリカでは11月の第4木曜日、カナダでは10月の第2月曜日に祝われる このサンクスギビングデーですが、アメリカ人の多くは、この日が木曜日 という事で続く金、土、日曜日へと休暇を取って4連休とし親戚や家族が 集まったり友人を訪ねたりします。この休みで4000万人近くの人が 何らかの旅をするそうで、会社によっては お休みをくれる場合もあります。 この連休をサンクスギビングホリデーと言います。
サンクスギビングデーの起源・・・
1620年9月6日、44人のSaints(ピルグリムファーザーズ)と66人のStrangersと 呼ばれるピューリタン達がイギリスから65日間の航海を経て 12月11日にマサチューセッツ州のプリマス植民地(Plymouth Plantation) に移住した最初の収穫を記念する行事と言われています。 木で出来たメイフラワー号で航海していた彼らは、調理の際 火が出るのを恐れ食事は冷たいまましており、結果 多くの乗員は 病気になったり、一人は亡くなってしまったりと辛い航海だった様です。 ついに希望の新大陸(アメリカ)へとやってきた彼らですが 未開の地での幸福は、長く続きませんでした。なぜなら、1620年の 冬の寒さは、大変厳しく47名もの死者を出したからです。 彼らは近隣に居住していたインディアン(北米先住民族)に助けを求めました。 Wampanoagは、彼らにトウモロコシを持って来てくれ、更にその育て方や 七面鳥、モリバト、コジュケイ、ガチョウの狩猟を教えました。 そして翌1621年とりわけ収穫が多かった秋、ピルグリムファーザーズは ワンパノーアグ族を招待し、神の恵みに感謝して共にご馳走を頂きました。 これが米国のサンクスギビングデーの起源だと言われていますが彼らは共に 秋の収穫を祝う伝統を持っていたので、この年のこの出来事が特に 感謝祭と位置づけらた訳ではありません。 ピルグリムファーザーズは1575年10月オランダでの滞在中、スペインとの対戦で 勝利したオランダ陣がごちそうを食べ祝うのを見てヒントを得、1623年 自らの繁栄に感謝する お祝いをすることを思いつきました。 (プリマス植民地で最初に祝われたの感謝祭は食事会というより むしろ 教会で礼拝を行い神に感謝を捧げる宗教的な意味合いが強かった。) その後、ピルグリムファーザーズが、自由のために払った犠牲に思いを はせる意味もありサンクスギビングデーは、国民的な祝日となりました。
サンクスギビングデーは、何するの??
我が母校FLSティーチャーの教えによるとサンクスギビングを一言で言えば 『七面鳥のローストにクランベリーソース・デザートにはパンプキンパイ そしてベルトを緩めてカウチ(ソファー)に沈む』だそうで、要するにその日は 「食べて食べて食べまくる」というそれが現代アメリカでの正式な過ごし方… らしいです ^^; 作者が通っていたラスベガスの学校でも、その日は休校で お昼から各生徒・ 教師が好きな料理一品を持ち寄った感謝祭の食事会が、行われました。 学校側では、ターキーローストや定番料理など用意して振舞ってくれました。 このターキーローストには"ホワイト・ブラウン"の種類があります。 ホワイトとは内側の肉のみで、ブラウンは表面の焦げ目の付いた部分込み。 個人的にはブラウンの方が好きした。だって表面は調味料がすり込んで ローストされてるから味が付いてて、まだ食べられますがホワイトの方は 何も味が付いてなくて超マッズイです。だからグレービーソースや クランベリー(ツルコケモモ)のソースをつけて食するのですがグレービーは マダマシも、甘いクランベリーのソースつけるなんて!! どう考えても日本人の味覚には合わないんですッ。しかも七面鳥のロースト なんて、聞こえはメッチャ旨そうでしょ?だけど実際の家庭料理のターキーローストは、 硬くてパサパサなんですから・・T_T  そして家に帰ってからもルームメイトの親戚が集まっていて ご馳走を 振舞ってくれ更にその夜は、旦那様の友達の家で又 食事会にお呼ばれ… で、ターキー尽くし。。その日は、食べ過ぎの お陰で本当にベルトを 緩めてカウチに沈みました。私もこれで一端のアメリカンね^^; なんて言ってる場合じゃない程太ったけど… ちなみに食事を始める前には、幸福に感謝して お祈りをします。 ★★恒例行事★★ 感謝祭の朝、ニ羽の七面鳥を大統領が恩赦する(Turkey Pardon)行事が ホワイトハウスで行われます。また、NY市の百貨店メイシーズでは 巨大な風船を用いたパレード「Macy's Thanksgiving Day Parade」を 1924年から毎年、開催しています。
サンクスギビングデイ(感謝祭)の食事
実際には、何を食べるかと言いますと当時のご馳走を再現したもので ターキーロースト、クランベリーソース、ジャガイモ、パンプキンパイ など欠かせない定番料理が食卓に並びます。前述した様に、現代の 感謝祭では宗教的な意味合いは、かなり弱くなっているので現在では 沢山の親族が集まる大規模な食事会的な意識なのではないでしょうか? この食事をいつ摂るかは 家庭によって異なってまして、昼食 夕食時 or午後4時頃が最もポピュラーです。また、ほとんど同じ献立を クリスマスディナーにする家庭が多いです^^ ★★伝統的な正餐メニュー★★ メインデッシュとなるのは、角切りにしたパン(スタッフィングorドレッシング)を詰めた 七面鳥のロースト=丸焼きです。ベジタリアン向けには豆腐や麩を七面鳥に 見立てた食品(トーファーキーなど)も市販されています。 切り分けたターキーにはグレービーソースやクランベリーソースが添え られます。サンクスギビングデイには、ターキー(七面鳥)が 欠かせない為「七面鳥の日=Turkey Day」とも呼ばれています。 副菜は、マッシュポテト&グレービーソース・サツマイモ料理・さやいんげんの バター炒めなどがポピュラーでデザートはアップルパイやパンプキンパイが王道 またターキーが余る場合が多いので「翌日にサンドイッチにする」が定番です^^

サンクスギビングデー後の お楽しみ・・・

感謝祭当日は メジャーな観光地を除いて、お店も休みになります。 しかし、感謝祭が終わればクリスマスまでは あとひと月! クリスマスプレゼントショッピングが激化するであろう スーパー・グロッサリーストア・モール等で、感謝祭後の翌日 (ブラックフライディ)から特別大セールが 一斉に始まります。

アメリカの方々は この日の為に1年間を過ごしてきたかの如くホントーにッ クリスマスをエンジョイなさいます^^ 事実、感謝祭〜クリスマスまでの ひと月で スーパー等は、年間総売上の約半分を占めるのですから! 日本とは、比にならない熱の入れようでっていうか 本場だから 当たり前ですけど、イルミネーションとかマジ凄かったです!!!
と、話がクリスマスにずれてしまいましたが、なぜこのセールがそんなに お楽しみなのかと言いますと、このセールは1年中で2番目に安くなる セールだからです。さて、1番安くなるセールとは・・? それは、クリスマス翌日のセールで〜す! クリスマスも終わり、皆プレゼントも買い終わっちゃったので大幅に値下げる のですね。ブラックフライディ当日、朝の6時には お店がOPENするので 大袈裟な話、早朝から駐車場が満杯になる程です♪
そして、この頃からアメリカの街や民家は、クリスマス一色。 モール等のショッピングセンターはもちろん、一般家庭でもこの頃に、お庭や お家の クリスマスデコレートが始まります。クリスマスや年の瀬を迎えるまで続く、 エキサイティングな日々の序幕が、この感謝祭で幕を開けるといった感じですね。。 尚、サンクスギビングデーは、親族・家族が一同に集まるので アメリカの交通機関は、大変混雑します。ご注意を・・・!!
 
サンクスギビングデイ(感謝祭)
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