♪♪ 電圧と電源 ♪♪ 



    

 ♪♪ 電圧や電池、電気について ♪♪ 

アメリカの電圧は、AC110〜120Xで、周波数は、60Hz。プラグの多くは 日本と同じ2ピン型タイプで、アメリカより弱い100Xの日本製品は、そのまま使えます。 ですが、アメリカのボルトは日本より少し強いので、ドライヤーやコンタクト煮沸機などの 発熱関連製品は発火は しなかったものの、使っている内に熱を帯び、かな〜り 熱くなってきたので、長時間の使用は避けたい所です。そして渡米前、作者が 悩んだのは、乾電池・・・。 タイプは、日本と同じなのか 日本の家電屋さんで聞いてもハッキリした回答が得られなかった のですが、行ってみたら同じタイプでした。後で考えてみれば当たり前の事でした…^^ あと、ラスベガスで探しに探したのが 「MDの充電器と電池」(あの平たいヤツですな)と 「パソコンの日本語版キーボード」こやつらラスベの家電ショップに行っても (RadioShockやメッチャレアな電気屋さん) 売ってませんでした。しかもMDに関しては、存在すらしていませんでした(涙) アメリカでは、MP3が主流なので作者達がMD持参で電気屋さんに行き 「これ探してんだけど・・」と、MDを見せると店員さん達は 「WOW!なんだコレは!?見たこともねーべ!!オイお前、こっちさ 来て見てみろ」と 仲間の店員を呼び、その電池をエイリアンでも見るかの様に、見事なオーバーリアクティングを 披露してくれました。。。(^^;) MDの電池は、日本で かなり見慣れているので 世界共通かと思いきやアメリカさんちには ありませんでした。。 ビバ!ニッポンのテクノロジー!??


 ♪♪ ネバダパワー ♪♪ 

余談ですが、どこの国でも電力が不足すると困りますよね。。。 もしラスベガスの電力が不足し、停電が起こったら・・・ 他の国に比べ、停電の損害総額はケタ外れになります。 以前、ベラージオが2日間停電になったときなどは、何億円もの損害を齎したと言われています。 もしストリップ周辺で大規模な停電が起こったとすると損害額は、何百億の単位でしょう。。。。 では、あれ程の光り輝くネオンの素である莫大な電力を このネバダ州では、どうやって賄っているのでしょうか?? 砂漠の地だけに有り余る灼熱の太陽からの恩恵、ソーラー発電システム? いいえ、ソーラーシステムで作られているエネルギーは 全体の1l弱にすぎません。 なぜならコストが高いからです。 (太陽光を利用した発電は、従来のものに比べると2・5倍の費用が掛かります) そこでまず始めに ご紹介しておきたいのが、ラスベガスの人々の生活を支えている発電所。 それは ストリップから南東に48`ほど離れた場所にあります。 ラスベガス通の方なら、1度は観光で行ったであろう、そうあのフーバーダム(ミード湖)です。 ここを、流れ落ちる水がラスベパワーの原動力になります。 ダムから発電機に流れ込む水の量は、毎秒1000`g。 その水の勢いで水車が回転し、エネルギーが生じます。 (発電量としては、1立方bの水量で20件の家庭の1日に必要な電力を賄う事が出来る) しかし、カジノの1日分の電力量には 500立方b、ストリップ全体では 1400万立方bの水が必要となってしまい、フーバーダムでは 限界です。。。 そこでフーバーダムは、他の都市(コロラド・ユタニューメキシコ・ワイオミング)に電力を供給しラスベ全体には 1日の28分ぶん、つまり消費されている全体の2lの電力だけを送っています。

      
      




        フーバーダム/ミード湖
コロラド川(Colorado River)のブラック峡谷(Black Canyon) にありアリゾナ州とネバダ州の州境に位置し、洪水調節、かんがい、 上工水道及び水力発電などを目的とする重力式アーチコンクリートダムです。 フーバーダム高さ・・・堤高約220m。 ノートルダム大聖堂の2倍以上です。 その高さは、コンクリートダムとして西半球イチを誇っています。 堤頂長さ・・・約380m 建設・・・4年かかり およそ100人の命が犠牲になりました。 (今も、その方達を称える像がフーバーダムには建っています。) 許容畜水量・・・35億`gです。 MAP 深刻な水問題 貯水池のミード湖(Lake Mead)は,湛水面積639km2,総貯水容量352億m3でアメリカ一の人造湖で 琵琶湖(湛水面積670km2,総貯水容量275億m3)並みの大きさがありコロラド川の平均流量の2年分を 貯留することができますがここ数年は、渇水で水位が低下しています。 水位は記録的な低さを示していて、主な理由は6年に わたる干魃で気温上昇による 水分蒸発の増加も1つの要因になっていると、コロラド州ボールダーにある米海洋大気局(NOAA)、 気候診断センター(CDC)の気象学者、マーティン・ホーリング氏は説明しています。 ホーリング氏によると、米国の内陸部では今後暑さが厳しくなり、また乾燥も大幅に進む可能性が非常に高いと言います。 そうなれば近い将来、既存の水源では南西部の人口に十分な水を供給できなくなる懼れが高いと伝えられています。 ミード湖 衛星写真 <img src=http://gaczhias.fc2web.com/sozai/boulder_basin.jpg>
ミード湖ディナークルーズツアーに参加 ミード湖パンフレットへGo! ミード湖気温へ! 開いてね♪ <img src=http://gaczhias.fc2web.com/sozai/fuba3.jpg>



 ♪♪ では、残りの電力は、どこからくるの? ♪♪ 

さて、ミード湖だけでは 賄いきれないラスベの電力を 稼ぎ出す第2の方法とは・・・? なんとラスベガスでは、電気を買っているのです。 世界最大規模の全米をカバーする電力網システムと繋がっているネバダパワー社は 予測される不足分を、少しの余裕を残しながら1日分・1時間ごとの 電力を、買い足してゆきます。基本的には、スーパーの商品を買うのと同じ事ですが 大きな違いは、電力は保存できないという事。使わなければ、無駄になるだけなのです。。。 比較的涼しい地域では、余分なエネルギーを蓄えているので、電力が不足している 地域は、ネットワーク内の電力が余っている地域から買う事が出来るので そのような所からネバダパワー社は 毎日必要な分の電力を、事前に契約して購入しています。 購入した電力は、どうやって運ばれて来るのかと言うと、地域と地域とを結ぶ 100万ボルトの送電線を伝って電力が、供給されるシステムになっています。 ネバダパワー社が管理するこの高圧送電線は、全長で500`。 これは、ベルリンからアテネまでの距離に匹敵します!! しかしそれでもまだ、足りない電力があります。それを作る方法とは?? それは今でも、昔ながらの方法で作られています。...つまり、燃やしているのです。 発電の元祖とも言えるのが、この火力発電。エネルギーの主役は、今でも石炭なんですね。 列車(ラスベガス内を走る電車は、貨物列車だけ)が来て届いた燃料は、まずベルトで運ばれ 粉砕機にかけられます。そして細かくなった石炭は、ボイラーで燃やされ、そこで生じた 火力を利用して、水を熱する。タービン内では、水蒸気になった水やガスを受けて 巨大な羽根車がまわります。それによって発電機内の磁石が回転し コイルに電流が流れます。ここで生じた電気は、変圧器を通して電圧を上げた後 送電線へ送られる、という流れです。30万dの石炭では、3000戸の家に 1年間分の電気を送る事が可能になります。発電所のタービンは、まるでコインを飲み込む スロットマシーンのように、毎日膨大な量の燃料を消費していると言う訳ですね^^ しかしこれだけの石炭を燃やしても今のラスベにはまだ、充分でない状況。。。↓ 急成長を続けるラスベでは、カジノのネオンを保つ事でさえも 一か八かの賭けになっているのですね。更に気温の上がる夏になれば ラスベガスは また電力不足に陥ります。したがって、この巨大都市の選択は、2つ。。。 新たなエネルギー源を探すか、電気を消すか のどちらかなのです・・・うぅ

ベガスベイビーラスベガス ラスベの電圧について
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